愛媛県宇和島地区セーフティーリーダーと宇和島署は17日、宇和島市曙町の市役所に、交通安全を呼び掛ける反射材などで飾ったクリスマスツリーを置いた。12月26日までの予定。
 年末の交通安全県民運動に向けた恒例行事として、2011年から毎年実施し6回目。署員ら約10人が協力して設置した。
 高さ約2.5メートルの組み立て式のツリーには、折り紙で作った県のイメージアップキャラクター「みきゃん」やパトカーのキーホルダーなど、約100個の装飾を取り付け。電灯のスイッチが入ると、周囲から「色鮮やかできれい」と声が上がっていた。
 同市伊吹町のフジグラン北宇和島では、買い物客らにチラシや反射材を配る啓発活動も行った。
 宇和島署交通課の松木礼治課長は「ドライバーは早めのライト点灯とこまめな前照灯の切り替えを意識し、歩行者も夜間の反射材着用を心掛けてほしい」と呼び掛けた。
 宇和島署によると、16日現在の管内での交通事故発生件数は139件(前年同期比27件減)、死者は2人(増減なし)。